りおか
会議やプレゼンなど、人前で話すのは緊張するから苦手。
できればそんな役目は遠慮したいな~という方はいませんか?
はい、わたしそんなタイプです!
りおか
本人の性格や経験などもあるかと思いますが、特に会社勤めをされている方は、自分の得意・苦手に関わらず、仕事でやらざるを得ない場面もあるのではないかと思います。
はい、わたしもそんなことが多々ありましたー!
「緊張しないようになりたい」「堂々としたい」「余裕を持ちたい」などと考えて、
本を読んだりネットで調べたり、色々と試行錯誤しましたが、結局、考え方を変えてみようという結論になりました。
緊張する自分をどのように扱えばよいのか、わたし自身が経験したことを例にして以下にまとめました。少しでも参考になると嬉しいです。
「そもそも本来の目的は何か」を忘れていないか。
「人にどう思われるか」で緊張している
人前で話す時に緊張したり苦手意識のある人は、
自分の評価を上げる、もしくは下げないことが目的になっていませんか?
そう言われても、無自覚な人も多いかと思います。(わたしもそうでした。)
自分が人からよく思われたり、よく見られるように話せるかどうかを気にしすぎるため、
過度に緊張したり苦手意識を持っているのかもしれません。
何を話して、その結果どうしたいのか。つまり、本来の目的は何か。そして、本来の目的を忘れて、それとは違う目的を優先しようとしていないか、一度振り返ってみてください。
人がどう思うかはコントロールできない
人の受け取り方をコントロールすることはできません。
同じものを見ても、「よかった」「まだまだだな」など人の評価は色々です。
その評価に一喜一憂するのではなく、自分のパフォーマンスに納得できたかどうかが重要です。
【体験談】社内でプロジェクトの概要をプレゼンした話
「カッコよく見られたいけど、できればやりたくない…」
このプレゼンの最優先事項で最終目的は
「会議の出席者たちにプロジェクトの概要を理解してもらって、実施のOKをもらうこと」でした。
しかし、この時のわたしは、無自覚でしたが、プレゼンの最優先事項や最終目的を「自分が人によい印象を持ってもらうこと」にしていました。
この時だけでなく、今までもずっと、わたしは自分が人前で何かすることが決まると、毎日緊張と不安でいっぱいになるタイプでした。その場の雰囲気で、臨機応変に対応できる自信も余裕もない。想定外の質問が来たら、あたふたしそう。カッコよく対応できる気がしない。。
できればやりたくない、逃げたいと思っていました笑
「このプロジェクトの実施を認めてもらいたい!」
しかしプレゼンの準備を進めるうちに、「会議の出席者たちにこのプロジェクトの概要を理解してもらい、実施のOKをもらいたい」という思いが日に日に強まっていきました。
今までは「人によく思われるようなプレゼンができるかどうか」で緊張していたのですが、頭の中が 自分の評価 < 概要理解&実施の許可をもらう となり、
最優先事項が変わったのです。
最優先事項が変わったのです。
最優先事項が変わると、緊張の理由も変わる
「会議の出席者たちにプロジェクトの概要を理解してもらって、実施のOKをもらうこと」という目的を達成するためには、
・説明に不十分なところはないか
・ここは口頭で補った方がいいかも?
・ここは口頭で補った方がいいかも?
など、「ちゃんと伝えることができるかどうか」が緊張の理由となりました。その緊張を払拭できるよう、準備をしっかりしました。
当日は、伝わるように伝える、というのを意識して、全力を尽くしました。伝えることに集中したためか、今周りからどう見られているか、などと考えることが減り、いつもより落ち着いてできた気がしました。
自分が納得するパフォーマンスができたかどうか
おかげさまで、プロジェクトの実施は無事に決まり、プレゼンの目的は果たすことができました。しかし、正直、自分が思い描いた「カッコいいプレゼン」ではありませんでした(笑)
「よかったよー!」と声をかけていただいても、「本当はそれほどよくなかったから慰めなのでは…」と誉め言葉を素直に受け取れませんでした。
当たり前ですが、評価は人それぞれなので、よかったと思ってくれた人もいれば、わたしが自分で思うように「まだまだだな~」と感じた人もおそらくいるはずです。
だから、評価を気にして一喜一憂するのではなく、自分自身が納得したかどうかが大事だなと学びました。
緊張を味方につけて目的を達成しよう!
本来の目的を見失わないようにすれば、その目的達成のためにしっかり準備したり当日全力を尽くそう!と思えたりするので、緊張はむしろ味方になるのではないでしょうか。
そしたら、おまけで自分の欲しかった『評価』ももらえるかも…?!
もし人前で話す機会があり、緊張した時は、「人によく思われたい」が目的になっていないか、本来の目的を再確認してみてはいかがでしょうか。
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